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わらしべ長者の幸福 前編

物語が浮かばなくて悩んでいたところ、友人がお題を募集&提案してくれました!それの第一弾。お題は「リボン」です。
ものすごく無理やり感…。そしてリハビリ作品なのでいつも以上に文章がひどいです…。
お題をくれた友人のイメージに合わせてラブコメ的な何かにしたつもりですが…なってないですねわかります。
そして、もんのすんごく時間がかかってしまい、申し訳ない!この場を借りて謝罪&待ってくれて感謝!
あと二つのお題も徐々にクリアするつもりなので、気長に待ってもらえるとうれしいな!





 どんな人が好きか?んーそうだなぁ。優しい人。ありがちな感じ?聞いておいて何さー。もっと詳しく?そんなこと言われてもなぁ。

 具体的に、ね。困るなぁ。人の話?どういうこと?…ああ、他人の話でキュンとしたことでもいいの?
そう…。そうしたら、一つあるかな。

 うわ、食いつきすごいな。わかったわかった。そう焦らないでよ。マスター、コーヒーおかわり!ちょっと話長くなりそうだからさぁ。

え?違う違う。イイヒトなんかじゃないって。

 …君はここ、初めて?そう。コーヒー、おいしいでしょ。君もおかわりしなよ。ん?ああ、貧乏学生なんだ。

 ははっごめんごめん。そんなしょぼくれた顔しないでよ。いいよ。おごるからさ。気になさんなって。社会人の経済力なめんなよー。

 …お、マスター早いね。ありがと。…ふぅ。それじゃ、本題に入ろうかね。

***

 今からもう、だいぶ前の話だよ。私も生まれてない。そう…私にとってはお母さんお父さん世代の話になるのかなぁ。君くらいになるとどのくらいなんだろ。ま、いっか。昔話と思って聞いてよ。

 むかーしむかし、あるところにって感じでさ。

 昔々、あるところにお金持ちのお嬢様がいました。お嬢様はいつもきれいな格好で、何不自由なく暮らしていました。
 出だしはこんな感じかな。このお嬢様がさ、出会ったのは、王子様、と行けば格好がつくんだけど、そんなことはあり得ないよね。

 はは、怒らないでよ。真面目に話すって。

 実際にこのお嬢様が出会ったのは、君みたいな貧乏学生だった。いや、君よりもひどいかもね。昔の学生さんだもの。

 この二人が出会ったのはね、学生にとっては学校の帰り道、お嬢様にとってはお買い物の帰り道だったんだよ。そう、全くの偶然ってこと。

 出会ったときお嬢様は、石壁に手を置いて片足立ちをしていたんだって。学生はあんなに身なりのいい人が、どうしてそんなことをって思って、思わず声を掛けてしまったって言っていたよ。ああ、この話はその貧乏学生から聞いた話なんだ。

「靴が…壊れてしまって」

 お嬢様は恥らいながらも、困り果てた様子で返事をした。学生はもとから人のために動けるいい人だったから、何か自分にできることはないかと、靴を見せてもらったんだって。

 そうしたら、なんてことはない。靴…黒くて何かの皮でできている、高級そうな靴は、壊れていたわけじゃなかった。紐が切れてしまっていただけだったみたい。

「紐が切れているだけだから、代わりの物があればすぐ直せますよ」

 学生がそういうと、お嬢様はとても安心して、その代わりの物を自分の持ち物から探そうとした。

 だけどね、本当に偶然なんだけれど、買い物の中にも、洋服にも、靴ひもの代わりになるものがなかったんだって。

「どうしましょう。いつもなら、リボンの飾りがついた服を着ているのに…今日に限って」

「困りましたね…。僕も紐のようなものは…」

 そこまで言って、貧乏学生は、ハッとしたように言葉を切った。そう、心当たりがあったんだ。でもそれは、彼にとってとても大事なもので、かなりためらったみたいだよ。

 それでも、彼の持つ優しさが、勝ったみたい。

 くたくたの学生鞄から取り出したのはなんだと思う?

 …焦らすなって?考えなさいよ学生さん。

 はずれ。

 想像力が足りませんなぁ。ふふ、正解は、プレゼント、でした。

 …誰あてかはおいておくよ。それはね、ワインレッドの包装用紙にこげ茶色のリボンでデコレーションされた箱だったんだ。

 そう、リボン。

 彼はお嬢様に気を使わせないように、あっさりとそのリボンを外してしまった。

 そして、靴を受け取ると、器用にも切れた靴紐の代わりに通して、使えるようにしてあげたんだって。

 親切な貧乏学生君は、とっても手先が器用でもあったから、あっという間に靴は使えるようになった。お嬢様は喜んでそれを履いたんだって。

 普通の靴紐と違って、柔らかい材質のリボンは、ちょっと不格好だったけれど、学生が一生懸命直してくれたものだから、お嬢様はとてもそれが気に入ったらしい。

 え?それで二人が恋に落ちて?あー…そういう展開もありなのかもしれないけどね。…いやいや、馬鹿になんてしてないって。君がとてもロマンチストだなと感心してたんだよ。

 ははっ、怒らないでってば。続き、聞きたいだろう?
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テーマ : 短編小説
ジャンル : 小説・文学

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拍手コメントをくれた友人に


コメントありがとう!大丈夫、ちゃんと非公開になってます(笑)こっちの管理上、拍手コメントは自動で非公開になるんだww

すごく悩んでりぼんちゃんに手を出しそうになったよ(笑)
でも、自分では思いつかないお題で書くのも、刺激があって楽しかった!ありがとう!

お嬢様がチョイ役で申し訳ないww若きマスターと奥さんがくっついた後、お嬢様に造花を返しに行くシーンとか考えてたんだけど書けなかったww

文章まったく思いつかなくて死にかけてたんだけど、何とかまた創作意欲がわいてきました!それも、すてきなお題をくれたおかげです。

本当にありがとねー!!
プロフィール

紫矢 陽炎

Author:紫矢 陽炎
紫矢陽炎と申します。
こどもがたくさんいる職場に無事転職しましたー!
読書、ギターを弾くのが趣味です。

よろしくお願いします。

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